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37回共通 問題46


37回共通 問題46
正常歩行時にモーメントが働く方向で正しいのはどれか。
1.踵接地時に足関節背屈方向
2.踵接地時に膝関節伸展方向
3.踵接地時に股関節伸展方向
4.足底接地時に足関節底屈方向
5.踵離地時に足関節背屈方向





答え:3です!


モーメント。。。
よく運動学で聞く言葉ですが、難しいですね。
なにが難しいって、
方程式みたいなのがズラッと出てくるからではないでしょうか。

ですのでここでは方程式やアルファベットは使わずに参ります☆


まずはモーメント。
簡単には 『回転しやすさ』 みたいなイメージです。
具体的には、紙を切るハサミや
ネジを回すドライバーなどは、モーメントを利用した道具です。

柄の長いハサミと柄の短いハサミ、どちらが楽に切れるでしょう。
もちろん柄の長いハサミですよね。
それは柄が長いほど紙を切る力を手助けするからです。
鼻毛を切るようなちっちゃいハサミと
裁ち鋏なら、断然、裁ち鋏の方が力がいりません。


そんな感じで、人間の歩行もモーメントが働いているわけです。
もちろん働くのはモーメントだけではなく、
テコの原理などの他の要素も加わっています。

要するに無駄なエネルギーを使わない歩行をするために、
モーメントを利用しているのです。
ちっちゃい鼻毛を切るハサミのような歩行では、
エネルギーを無駄にしてしまいますね。


そこで、歩行とモーメントの解説です。
皆さんも一度は勉強しましたね。歩行時の関節角度の変化。
そうです。踵接地時・立脚中期…とかのアレです。

関節が動くっていうことは、
そこに回転 (モーメント) がうまれているっていうことですよね。
足関節の底背屈や股関節屈伸、内外転なども回転です。
ハサミと一緒です。刃が重なっている中心が関節ようなイメージです。


それでは歩行時の足関節のモーメントを例にあげて考えてみましょう。

踵接地時の足関節は背屈しています。その次に
遠心性収縮でブレーキをかけながら底屈して足底が地面に着きます。
そして踵離地時に向かって背屈していき、
足指離地時には底屈して地面を蹴って推進力になります。

他の関節もこのような関節角度の変化があります。
それが歩行時の関節角度の変化です。

いうなれば
上記の国試過去問は、この関節角度の変化を問うているのです。

要するに、
『選択肢の状態から次に関節角度がどのように変化するでしょう』
と言っているのです。


具体的に選択肢をみていきましょう☆

1.踵接地時に足関節背屈方向
踵接地時の足関節は背屈位ですよね。その次は遠心性収縮でブレーキしながら足関節は底屈して足底が地面に着きますね。

ということは、踵接地時には底屈方向に向かわないと変な歩行になってしまいますね。選択肢1は誤りです。


2.踵接地時に膝関節伸展方向
踵接地時の膝関節は伸展位ですよね。その次は立脚中期に向かってだんだんと屈曲していきます。

ということは、踵接地時に膝関節は屈曲方向に向かわないと、やっぱり変な歩行になってしまいますね。選択肢2も誤りです。


3.踵接地時に股関節伸展方向
踵接地時の股関節は屈曲位ですよね。その次は立脚中期に向かってだんだんと伸展していきます。

ということは、踵接地時に股関節は伸展方向に向かわないとやっぱり変な歩行になってしまいますね。コレは正しいですよね。


4.足底接地時に足関節底屈方向
足底接地時の次、踵離地まで足関節はだんだん背屈していきます。

ということは、足底接地時に足関節は背屈方向に向かわないと変な歩行になってしまいます。誤りです。


5.踵離地時に足関節背屈方向
踵離地時まで足関節は背屈して次、足指離地時には底屈して地面を蹴って推進力になります。

ということは、踵離地時に足関節は底屈方向に向かわないと変な歩行になってしまいます。誤りです。


どうですか。
ここで重要になってくるのは歩行時の関節角度の変化ですね。
関節が次どうなるのか、というのがミソです。

運動学は、まさに運動する学問。
運動学教科書の図を見ながら部屋の中を歩いてみてください。
さぁ、マウスを置いて、まずは運動してみましょう☆





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comment

Secret

ありがとうございます!

なるほど!!という感じでした.
モーメントもすっきりしたことだし,ラストスパート頑張ります!!

mariさんへ

コメントありがとうございます☆

解説をわかっていただけたようで何よりです(;^_^A

本番まであと一ケ月。
桜の開花は、日々の気温を足していき、一定の温度を越えたときに起こるようですね(積算温度)。

国家試験も同じく、合格という開花は、やはり積算温度のように、日々コツコツと勉強していく他にありません。

mariさんのように、当ブログにご質問を寄せるほど一生懸命勉強している姿勢、きっと花開くと確信しております!

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